関西電力は2日、歩く速さと同程度で走行し、運転手を必要としない自動走行車を報道陣に公開した。エネルギー以外の新規事業を創出しようという取り組みの一環で、次世代の移動手段として商業施設や観光地などに売り込む。定額料金で貸し出すサービスを想定しており、新たな収益事業に育てたい考え。

 自動走行車の名称は「iino(イイノ)」で関電子会社が開発した。ハンドルはなく、あらかじめ決められたコースを時速5キロで自動走行する。定員は5~6人。車両の前後にセンサーを搭載し、障害物を検知したら自動的に止まる仕組みで、歩行者に迷惑が及ばないように安全性を高めた。