政府は16日、新設した「成長戦略会議」(議長・加藤勝信官房長官)の初会合を開いた。出席した菅義偉首相は、年末に予定する成長戦略の中間取りまとめに向けて検討を加速するよう指示した。首相の経済ブレーンとされるデービッド・アトキンソン小西美術工芸社社長らを集めて新たな運営体制を整え、「菅カラー」を打ち出したい考えだ。

 新たな会議は、安倍前政権で成長戦略の議論を担った未来投資会議を衣替えし、メンバーを絞り込むなどスリム化。役割の違いが分かりにくいとの指摘があった経済財政諮問会議との関係を整理し、諮問会議での議論を基に成長戦略を具体化するとの役割分担を明確化した。