比叡山延暦寺(大津市)は16日、仏像・護法童子像(鎌倉時代)の中から、金色の不動明王像(高さ約9・5センチ)を発見したと発表した。延暦寺によると、仏像の中から不動明王像が見つかるのは珍しいという。17日から延暦寺国宝殿の企画展で展示される。

 解体修理の際、鎌倉時代に作られた護法童子像の頭部の中から、金銅不動明王像を発見。寺によると、不動明王像も鎌倉時代に作られたとされ、護法童子像の制作当初から納入されていた可能性が高いという。

 不動明王は、天台宗の修行の一つ、回峰行と関わりが深い。