【バンコク共同】反政府デモが続くタイで、政府が集会を禁じ、学生らの団体のメンバーを一斉逮捕する強硬姿勢に転じた。神聖視されてきた王室を巡る改革要求を封じ込める狙いとみられるが、反政府集会は強行され、多くの若者が参加。16日にも開かれ、今後も続く見通しだ。一方、王室改革は広範な共感を得ているとは言い切れず、着地点は見えない。

 首都バンコクの商業地域には15日夜、1万人以上が集まった。非常事態宣言で5人以上の集会が禁止され、団体のリーダーは逮捕で不在。デモ継続は困難との見方もあった中、若者で埋め尽くされた。