鳥羽水族館(三重県鳥羽市)は16日、犬のように「ワン!」と鳴くカエル「イヌガエル」(仮称)の繁殖に日本で初めて成功し、一般公開を始めたと発表した。台湾の専門家から譲り受けた16匹を飼育していたところ、7月に産卵を確認、8月下旬に体長約2~3cmの子ガエルに成長した。

 イヌガエルは背中が茶色く腹部が白いアカガエル科で体長約8cm。中国南部や台湾などの湿地帯に生息している。日本では唯一、鳥羽水族館が2013年から飼育展示している。

 三谷伸也飼育研究部長(53)は「気温の変化などに気を付けた。これまでの飼育経験が今回の繁殖につながった」と話した。