農林水産省は16日、2021年産の主食用米について、需要に見合った全国の生産量は679万トンになり、20年産の当初予測(708万~717万トン)より最大で38万トン程度減少するとの見通しを発表した。20年産の直近予測の735万トンと比べると56万トンの減少となり、国が主食用米の生産数量目標の配分を始めた04年産以降、最大の減少幅となる見通しだ。20年産米の9月の相対取引価格は6年ぶりの下落となり、価格低下も懸念されている。

 人口減少やパンなどへの食の多様化でコメの消費減には歯止めがかかっておらず、新型コロナウイルスによる需要低迷が追い打ちとなった。