赤羽一嘉国土交通相は16日の記者会見で、観光支援事業「Go To トラベル」で、地域ごとに設定した割引予算枠の適用を当面、見合わせると表明した。予算枠は旅行者が特定地域に偏らないようにするためだったが、一部区域の商品が売り切れ、予算追加を求める声が出ており、事実上撤回した。相次ぐ運用の変更で、見通しの甘さに批判が強まりそうだ。

 赤羽氏は、業者がさまざまな商品を販売できるよう「当面、地域枠を外す」と説明。「毎月の利用状況を分析し、著しい偏りが出た場合は対応を検討する」と述べた。7月豪雨の被災地向け予算は別枠で確保するとしている。