連合が15日、2021年春闘の基本構想を発表した。ベースアップ(ベア)の目標値は盛り込まなかった。新型コロナウイルス禍により経済の見通しが立たない中、連合内でもベアを示すことに慎重論があり、議論がまとまらなかった。神津里季生会長は記者会見で「ベアを求めながら、これから数字を決めていく。賃上げの流れを継続していきたい」と強調した。

 春闘方針のたたき台となる基本構想は15日の中央執行委員会で承認された。今後、11月の中央討論集会を経て、12月1日の中央委で春闘方針を正式決定する。