昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われた参院議員河井案里被告(47)の公判が15日、東京地裁で開かれた。安井裕典・広島県議(69)を広島地裁に呼び、映像でつなぐビデオリンク方式で証人尋問を実施。安井県議は「案里議員が県議会棟で封筒を差し出してきた。中身は現金だと思い、強い口調で拒否した」と証言した。

 東京地裁は同日、案里議員の夫で元法相の衆院議員克行被告(57)=同罪で公判中=の証人尋問を22日、23日、28日に実施すると決めた。元法相は弁護人を解任し公判が中断している。