7月の豪雨で氾濫した熊本県の球磨川の治水対策に関し、蒲島郁夫知事は15日、甚大な被害が出た人吉市で、流域の農林水産8団体から意見を聴く会合を開いた。各団体からは、支流での川辺川ダム建設を要望する意見が多勢だった。

 豪雨災害後、川辺川ダム建設計画の是非を巡る議論が再燃。蒲島氏は今回を皮切りに、住民や経済団体などとの会合を11月までに20回程度開く予定で、寄せられた意見を県の方針決定の判断材料にする。

 この日の会合には、人吉市や隣接する球磨村地域の農協や漁協も参加。「JAくま」の福田勝徳代表理事組合長は「ダムありきで進めていただきたい」と発言した。