今年3月、英国発ベトナム行きの航空機に同乗した計16人が新型コロナウイルスに感染する事例があり、10時間余りの飛行中に1人の乗客から広がった可能性が高いとの研究結果を、ベトナム国立衛生疫学研究所などのチームが15日までに感染症の国際専門誌に発表した。症状があった乗客が利用していたビジネスクラスの座席で感染が多発していた。

 乗客がマスクをしていたかどうかは確認されていないが、チームによると3月時点では搭乗時の着用は推奨されず、普及もしていなかった。

 チームは「長時間飛行では集団感染が起き得る。それを前提に機内の安全対策を充実させるべきだ」と指摘した。