栃木県は14日、渡良瀬遊水地に生息していた2歳雌のコウノトリ「歌」(徳島県鳴門市生まれ)が死んだと発表した。けがによる衰弱が原因とみられる。今年5月末ごろ、遊水地で2羽のひなを出産したところだった。

 渡良瀬遊水地を抱える栃木県小山市が9月下旬に、屋外で左足をけがしているのを確認。今月8日から県の施設で保護していた。14日午前に餌やりに訪れた飼育員が動かなくなっているのを発見した。折れた骨が皮膚を突き破ったことなどにより衰弱した可能性がある。左足を切断する手術を受けたが、自分から餌を食べなくなっていたという。