川崎市の聖マリアンナ医科大の入学試験で女性であることを理由に不当に減点され精神的苦痛を受けたとして、元受験生の20代女性4人が14日、聖マリ医大に計約1680万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。原告の1人は「性別にかかわらず、合格のためひたむきに勉強に励んできた。努力と期待を踏みにじる行為で憤りを覚えずにはいられない」とのコメントを出した。

 弁護団によると、一連の医学部不正入試問題で、聖マリ医大への提訴は初めて。これまで東京医科大、昭和大、順天堂大(いずれも東京)に元受験生ら50人余りが同様の訴訟を起こしている。