将棋の第68期王座戦5番勝負の第5局は14日、甲府市で指され、後手の永瀬拓矢王座(28)が110手で挑戦者の久保利明九段(45)を破り、対戦成績3勝2敗で初防衛を果たした。通算3期目のタイトル獲得により、14日付で九段に昇段した。

 永瀬王座は横浜市出身で、2009年にプロ入り。19年5月、初タイトルとなる叡王を奪取、同年10月には王座を初獲得して二冠に輝いた。今年9月、異例の第9局まで行われた叡王戦7番勝負で豊島将之二冠(30)に敗北。今回、一冠となった王座を守った。

 久保九段は8期目のタイトルを逃した。