2017年の衆院選で、自民党の谷川弥一衆院議員(79)=長崎3区=の陣営が運動員に違法な報酬を支払ったとされる事件で、公選法違反(買収)罪に問われた無職永田久弥被告(61)に長崎地裁は14日、懲役1年2月、執行猶予5年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。

 永田被告が昨年7月、長崎県警に告発。堀田佐紀裁判官は、自首の成立を認めた上で「民主主義の根幹である選挙の公正を損ない、責任は重い」と述べた。

 被告は公判で「12年の選挙から違法な仕事に関わるようになった」と説明。また「私は組織の末端で、歯車の一部にすぎない」と訴えていた。