原子力規制委員会は14日の定例会合で、関西電力高浜原発(福井県)に警報が出ないまま津波が襲来することを想定した関電の追加対策を妥当とする「審査書案」を了承した。規制委は、警報を前提とした対策で1~4号機の審査合格を決めたが、2018年にインドネシアで警報の出ない津波が発生した事例を受け、一部の審査をやり直していた。

 高浜原発には警報が出ないまま津波が襲来する可能性がある。追加対策では、海水を取り込むポンプ室に新たに潮位計を設置し、異常な潮位変動を把握した場合は、警報が出ていなくても取水路の防潮ゲートを閉じることとした。