【サンパウロ共同】チリ北部コピアポ郊外の鉱山落盤事故で作業員33人の救出から10年を迎えた13日、首都サンティアゴの大統領宮殿で式典が開かれ、ピニェラ大統領が、新型コロナウイルスに立ち向かうためにも事故の教訓を「思い出し学ばなくてはならない」と述べた。現地メディアが報じた。

 10年前も大統領として救出の指揮を執ったピニェラ氏はコロナと闘うために、事故当時のような「意志や信仰、団結や希望」が必要だと語った。

 事故を巡っては2018年に裁判所が国に対し、元作業員への賠償金支払いを命じたが国が控訴するなど係争が続く。後遺症や就職難に苦しんでいる元作業員もいる。