日本政府は13日までに、月の探査などで獲得する資源やデータの扱い方について、米国が参加を呼び掛ける国際的な原則「アルテミス合意」に参加することを決めた。宇宙での活動は平和目的で、透明性を確保することを確認する。米国が宇宙探査のルール策定で主導権を握ることで、中国の軍事目的での宇宙進出をけん制する狙いがある。

 英国やカナダ、イタリアなども参加した合意は宇宙ごみの削減、月面活動での他国への不干渉もうたった。日本の井上信治科学技術担当相は、オンラインの署名式に寄せたビデオメッセージで「将来の国際ルール作りの大きな指針になると期待している」と表明した。