国立がん研究センターは13日、がん患者の8割近くが「受けた治療に納得している」と答えた一方で、就労継続について説明を受けた人は4割程度にとどまるとの調査結果を発表した。2割は治療のため「退職・廃業した」と回答したほか、セカンドオピニオンに関して話があった例も3割台と低く、患者支援強化の必要性が浮き彫りになった。

 全国の166施設で2016年にがんと診断された7080人を19年に調査した。受けた医療の評価(0~10点)の平均は7・9点だった。「受けた治療に納得している」かどうかを尋ねる問いに、肯定的な回答をした人は77・3%と高水準だった。