防災科学技術研究所(茨城県つくば市)と住宅メーカーの一条工務店(東京)が13日、洪水などの災害時に浸水を防ぐ「耐水害住宅」と通常の住宅を比べる共同実験を報道陣に公開した。水位が上がると浮き上がるタイプの住宅で、周囲の水位が3メートルに達すると、通常の家が1階の天井まで水没したのに対し、対策済みの家は浸水を防いだ。

 実験では、2棟を並べた巨大な水槽に約1時間半かけて注水。送風機やポンプを使い、台風の強風や川の氾濫による水流も再現した。注水開始から約10分で、普通の住宅は床下に水が流入。排水管や玄関からもあふれ出し家具は横倒しに。漏電が起きて電気も消えた。