井上信治科学技術担当相は13日、日本学術会議が2017年に問題視する声明を出した科学研究の軍事応用について「戦後70年以上が過ぎている。時代の変化を踏まえて考えてほしい」と注文を付けた。報道各社の共同インタビューで述べた。

 科学者の戦争協力への反省に基づいて設立された学術会議は17年の声明で、軍事応用が可能な基礎研究を助成する防衛省の制度を「政府による介入が著しく、問題が多い」と批判した。井上氏は「考え方を尊重するが(研究成果を軍民両面で利用する)デュアルユースは、どの分野でもあり得る」と強調した。