昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われた参院議員河井案里被告(47)の公判は13日午後、東京地裁と広島地裁を映像でつなぐビデオリンク方式で証人尋問を行った。高山博州・広島県議(67)は、案里議員の夫で元法相の衆院議員克行被告(57)=同罪で公判中=に渡された現金30万円を返そうとしたが拒まれ「追い掛けたけど体力的に追いつけなかった」と証言した。

 東京地裁の法廷ではこの日、検察官席と弁護人席の後方にそれぞれ設置された大型モニターに、広島地裁の一室でテーブルの前に座る県議の姿が映し出され、画面越しに尋問した。