【ロンドン共同】国際エネルギー機関(IEA)は13日、2020年版の「世界エネルギー展望」を発表した。21年に新型コロナウイルス感染症流行前の経済水準に戻るなどとした中心シナリオでは、40年の世界の石油需要を19年比6%増の日量1億410万バレルと予測。1バレル当たりの石油価格も19年の63ドルから40年は85ドルへ上昇するとした。

 一方、地球温暖化対策の枠組み「パリ協定」などの実現に向けて政策が推進されるケースでは、40年の石油需要は32%減の日量6620万バレルと見込んだ。油価も40年に16%下落し、1バレル当たり53ドルになると分析した。