岩手県矢巾町で3日に交通事故に遭った男性が、事故直後の現場での実況見分に立ち会いながらその後に容体が急変、自宅で死亡していたことが13日までに分かった。目立った外傷がなく、自身で救急搬送を拒否したため、警察や消防はそのまま帰宅させたといい「対応は適切だった」としている。

 紫波署によると、男性は同町の無職中野昭二さん(72)。3日に県道で、女性団体職員(24)=同県紫波町=の軽乗用車にはねられた。中野さんは実況見分にも立ち会い、同日夜に帰宅した。

 翌4日以降、電話などに応答がないため、9日に署員が自宅を訪れると、倒れて亡くなっている中野さんを発見した。