【ワシントン共同】ロシアの国営宇宙開発企業ロスコスモスのロゴジン社長は12日、世界の宇宙機関首脳らが参加するオンラインのシンポジウムで、米国主導で進む月周回基地ゲートウエーの建設について「大規模な参加を控える可能性が高い」と発言した。不参加の可能性をちらつかせて、米国をけん制する狙いがあるとみられる。

 地球と月の中継基地に当たるゲートウエーは、2024年からの有人月面探査を目指す米アルテミス計画の一環。日本や欧州、カナダは参加の予定だが、ロゴジン氏は「米国中心的すぎる」と述べ、参加国の話し合いを尊重して基地を運用するべきだと訴えた。