【ブリュッセル共同】米欧の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)が本部を置き、米国の「核の傘」に頼るベルギーの新政府が、核兵器禁止条約を肯定的に評価する異例の政策を発表した。新政府はNATO加盟国の義務を果たすとも明言し、禁止条約に加わる可能性はほぼないが、非政府組織(NGO)核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)は「小さいが重要な一歩」と歓迎した。

 デクロー首相率いる中道左派系の7党連立政権は1日の政権発足に際し「2021年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議で積極的役割を果たす」と表明した。