日銀が13日発表した9月のマネーストック(通貨供給量、月中平均残高)速報によると、現金や預金など世の中に出回る通貨の合計「M3」は、前年同月比7・4%増の1466兆円だった。伸び率、残高ともに統計開始以降で最高となった。

 新型コロナウイルス感染拡大を受けて、企業が手元資金を十分に確保しようとしたことなどが影響した。

 M3に含まれる「現金通貨」は5・7%増の107兆8千億円だった。普通・当座預金の残高を示す「預金通貨」は15・5%増の806兆円だった。

 マネーストックは、金融部門から個人や企業など経済全体に供給されたお金の量を指す。