政府の観光支援事業「Go To トラベル」の宿泊割引で、上限額を国が設定した1万4千円から3500円に引き下げたり、利用回数を制限したりする大手旅行会社が相次いでいる。10月から東京発着旅行が追加されて以降、秋以降の予約が急増、各社の予算枠上限に迫っているためだ。予約先によって割引額が異なる事態に、旅行者は混乱しそうだ。

 各社の予算枠は2カ月ごとに割り振られており、観光庁は近く予算枠を追加する方向で検討。上限や回数制限が見直される可能性もある。ただ観光庁は、大手集中を避けるため中小事業者への配分を手厚くするとしており、詳しい設定の最終調整を進めている。