神奈川県座間市で2017年、9人が殺害された事件で強盗強制性交殺人などの罪に問われた無職白石隆浩被告(30)の裁判員裁判は12日午後、東京地裁立川支部(矢野直邦裁判長)で、3人目の被害者となった同県横須賀市の介護支援員の男性=当時(20)=に関する審理が始まった。検察側は、男性が事件前日の同年8月29日、被告に「これからはちゃんと生きていきます」とLINE(ライン)でメッセージを送っていたと明らかにした。

 被害者らはツイッターに「死にたい」と書き込むなどしており、殺害承諾の有無が争点。弁護側は承諾殺人罪の適用を主張、検察側と被告本人は承諾を否定している。