川崎重工業は12日、遠隔操作で新型コロナウイルスのPCR検査が可能な移動式ロボットシステムを東京都内で報道陣に公開した。検体採取から結果判明までは約80分で、空港の出国時や大規模イベント前などで活用を想定している。来年初めの実用化を目指す。

 医師が唾液などの検体を遠隔でロボットを操作して採取し、システムが自動分析する。医療関係者の負担を軽くし、人の作業によるミスも防げる。コンテナで運搬できるため、需要に応じて柔軟な運用が可能だ。

 システムは川崎重工と医療検査機器大手シスメックスが折半出資するメディカロイド(神戸市)が開発した。