介護保険料を滞納し、2018年度に市区町村から資産の差し押さえ処分を受けた65歳以上の高齢者は全国で1万9221人に上り、過去最多を更新したことが12日、厚生労働省のまとめで分かった。17年度より3223人増えた。高齢者が増えていることや保険料の上昇が影響したとみられる。

 介護保険制度が始まった00年度の保険料は全国平均で月2911円だったが、現在は月5869円に達している。

 65歳以上が支払う介護保険料は原則、公的年金から天引きされる。一方、年金受給額が年18万円未満の場合は自治体に直接納める。差し押さえを受けた人は低年金の高齢者が多い可能性がある。