神戸市の精神科病院「神出病院」で、入院患者に虐待を繰り返したとして、準強制わいせつや暴行などの罪に問われた元看護助手和田元規被告(27)に、神戸地裁(小倉哲浩裁判官)は12日、懲役4年(求刑懲役7年)を言い渡した。

 同病院の虐待事件では、他に元看護師5人が起訴され、うち3人の執行猶予付き有罪判決が確定、2人が実刑判決を受けている。一連の事件で一審の公判が終結。

 小倉裁判官は判決理由で「患者がおびえる様子を面白がった。人権を踏みにじった非道な犯行だ」と非難。検察側の和田被告が主犯格との主張に対し「主導はしていないが、従属の立場ではなかった」と判断を示した。