記録的な豪雨で東日本を中心に甚大な被害をもたらした昨年10月の台風19号は12日、上陸から1年を迎えた。洪水や土砂崩れなどにより、共同通信の集計で113人が亡くなり、3人が行方不明になっている。宮城県丸森町、福島県いわき市は追悼式を開き、遺族らが献花するなどして犠牲者を悼んだ。今なお7千人超が避難生活を送る。

 丸森町の遺族代表大槻恵太さんは「家族を救えなかった絶望感を抱えて過ごした1年間だった。あの災害を後世に語り継ぎ、生きていくことが私たちの責務だ」と述べた。

 保科郷雄町長は「復興にはまだ時間がかかるが、安らぎのある暮らしの実現へ取り組む」と述べた。