路面電車の軌道に積もった雪を払う竹製のブラシ「ササラ」を車両に取り付ける作業が11日、札幌市中央区にある市交通局の車両基地で始まった。11月中旬までに4両のササラ電車を用意し、本格的な冬の訪れに備える。

 ササラは細い竹を200本束ねて直径3・5センチ、長さ約30センチの円柱状にしたもので、400束ずつ車両前後の回転する軸に取り付けて雪を払う。大正時代に積雪で電車の立ち往生が相次いだことから、技師が鍋を洗うササラを基に考案した。

 11日は市交通局の職員3人が工具を使い、ササラを留めるボルトの締まり具合などを入念に確認して取り付けた後、試運転した。