奈良県橿原市で2013年、市立中1年の女子生徒=当時(13)=がいじめを受け自殺した問題で、市が教員のアンケート結果などを遺族に開示せず、不服申し立てを受けた市の審査会が4年以上も審議して結論が出ない異例の事態となっていることが10日、分かった。

 遺族は市などに損害賠償を求める訴訟を起こしており、20日に結審予定。母親(51)は「開示されれば、学校が適切な対応を取らなかった強い証拠になったはず。意図的に決定を先延ばししているのではないか」と不信感を募らせている。

 アンケートは、女子生徒の自殺後に市教育委員会が設置した調査委員会が実施した。