【台北共同】台湾は10日、「中華民国建国109年」を記念する双十節(建国記念日)祝賀式典を開催した。蔡英文総統は演説で「中国当局が両岸(中台)関係を改善させる考えがあるなら、意義のある対話をしたい」と述べ、習近平指導部に対して対等の立場での対話を呼び掛けた。

 蔡氏は「両岸の安定は(中台)双方に責任がある」と述べ、台湾周辺での軍事活動を活発化させ、統一圧力を強めている中国に自重を求めた。

 さらに「(台湾の)主権と民主主義を堅持する原則は不変だ」と強調し、新型コロナウイルス収束後をにらみ、国際社会の新しい秩序の立ち上げに積極的に参加する意向を表明した。