JR四国は10日、徳島線の徳島―阿波池田間で新たな観光列車「藍よしのがわトロッコ」の運行を始めた。伝統産業・藍染めの藍の色を外装の基調とし、窓ガラスのない開放的な車両から吉野川や里山の景観を楽しめる。新型コロナウイルス禍で落ち込む観光需要の回復に向け、走りだした。

 車両のヘッドマークは墨字の「藍」。側面には藍の絞り染めをイメージした水玉模様と吉野川の穏やかな流れを表す曲線を配した。車内では徳島県産地鶏の阿波尾鶏を使った弁当も販売される。

 定員56人の2両編成で、運行日は10~11月の土日祝日と来年3月27~28日。片道約2時間半の行程を1日1往復する。