北海道根室市の花咲港で10日、網いっぱいのサンマが次々と水揚げされた。同日の水揚げ予定は約540トンで、過去最低だった昨年よりも厳しい状況の中、今年一番の大漁。待ち望んでいた港は活気づき、漁師の表情には安堵の色も浮かんだ。東北では今年初の水揚げを迎えた港もあった。

 花咲港では早朝から、漁師たちが大量のサンマを船の魚槽からすくい、横付けされたタンクに次々と流し込んだ。第68善竜丸の山崎三男機関長(67)=釧路市=は「魚が少ない中でやっと上向いてきた」と笑顔だった。

 この日は岩手県宮古市、宮城県気仙沼市、女川町の各港で初水揚げを迎えた。