全日本空輸(ANA)が全従業員1万5千人を対象に副業範囲を拡大する方針を固めたことが10日、分かった。労働組合に方針を示しており、実現すれば勤務時間外にパートやアルバイトなどで他社とも雇用契約を結べるようになる。新型コロナウイルスの影響で国際線を中心に大幅な減便が長期化しており、従業員の収入の減少に配慮する必要があると判断した。

 2021年にも開始する方向で、その他のグループ企業でも検討する。全日空ではこれまで勤務時間外に家庭教師など個人事業主として副業を行うことは認めていたが、ほとんど浸透していなかった。