2011年、大津市立中2年の男子生徒=当時(13)=がいじめを苦に自殺して11日で9年となるのを前に、父親(55)が共同通信の取材に応じた。原因究明を求め奔走する中で他の被害者に出会い、助言や専門家につなぐ支援を始めた。活動を支えるのは「同じ思いをする人がもう現れないように」との願いだ。しかし生徒と先生の距離が遠い学校の現状に、懸念は拭えないままという。

 11年10月11日、出勤した後、息子はマンションから転落し死亡。学校はいじめの情報を含むアンケートを公表しなかった。12年に加害者らを提訴。一方で被害者の相談に乗り、弁護士につなぐなどの支援を始めた。