【北京共同】中国人民解放軍で南シナ海を管轄する南部戦区の報道官は9日夜、米海軍のミサイル駆逐艦が同日、中国が領有権を主張する南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島周辺海域で「領海に侵入した」と非難する談話を発表した。駆逐艦に現場から離れるよう警告したという。

 報道官は、海空の兵力を総動員して駆逐艦を追跡、監視したと強調。「不測の事態」を避けるため、米国側に「挑発行為の即時停止」を求めた。米国が南シナ海へたびたび軍艦を派遣して武力を誇示し「中国の主権と安全を深刻に侵害し、地域の安定を破壊している」と非難した。