【ワシントン共同】トランプ米大統領は9月30日、レアアース(希土類)の自給を拡大し、中国依存の低減を目指す大統領令に署名した。米中対立が深まる中で、航空機など重要品目の製造が滞る事態を避ける狙いがある。

 米国は過去に相当な量のレアアースを生産していたが、中国の安値攻勢を受けて閉山が相次ぎ、現在は大半を中国に依存している。大統領令では「非市場的な生産者の侵略的な行為が米国の重要な鉱業や製造業の雇用を喪失させた」と中国を非難した。

 トランプ氏は内務長官に対し、重要な鉱物の過度な外国依存の状況を調査するよう命じた。