富山市の交番で2018年6月、警察官が刺殺され、奪われた拳銃で警備員が射殺された事件で、富山地裁は9日、強盗殺人や殺人罪などで起訴された元自衛官島津慧大被告(23)の刑事責任能力を調べるため、改めて精神鑑定を実施することを決めた。捜査関係者らへの取材で分かった。2月から数カ月間を予定しているという。

 島津被告を巡っては、捜査段階で富山地検が約4カ月間の精神鑑定を実施し、刑事責任能力を問えると判断、起訴した。だが捜査関係者らによると、公判前整理手続きで弁護側が起訴前の鑑定では不十分として再鑑定を請求。富山地検は「必要はない」と主張したが、富山地裁が退けた。