日本旅行業協会の田川博己会長(JTB会長)は9日、東京都内で開いた記者会見で、2020年の訪日客を4千万人とする政府目標の達成は、「かなり厳しい」との見解を示した。日韓関係の悪化に伴う韓国客の減少が響く。その上で、滞在中の消費を促す取り組みこそが重要だと指摘した。

 JTBが昨年12月に公表した推計では、19年の訪日客は3180万人、20年は3430万人になる見通し。

 田川氏は東京五輪・パラリンピックを巡っては「(訪日客が)いかに消費をしてくれるかが大事だ」と説明。政府目標については「数字は必要だが、こだわらなくてよい」とした。