日産自動車の川口均元副社長は9日、前会長カルロス・ゴーン被告から8日の記者会見で名指しで批判されたことに対し「驚きはない。尊敬する上司だったが、問題を糾弾したことに後悔はない」と話した。東京都内で報道陣の取材に応じた。

 川口氏は他に名指しされたハリ・ナダ専務執行役員、副社長や監査役を歴任した今津英敏氏とともにゴーン被告の不正を追及したと認めた。会見について「一方的で、不正や会社の私物化の問題についてきちんとした説明ができなかった。状況だけを雄弁に語っていた」と切り捨てた。