【サンパウロ共同】世界最大の熱帯雨林があるブラジルのアマゾン地域で2019年に発生した森林火災が8万9178件になり、18年(6万8345件)比で約30%増えたことが8日、国立宇宙研究所(INPE)が公表した観測データで明らかになった。17年に10万件を超えた後、減少に転じていたが再び増加したことで、地球温暖化への悪影響が懸念されている。

 森林火災は、牧草地の開拓や焼き畑などに伴って起きることが多いとされる。19年1月に就任したボルソナロ大統領がアマゾン地域の開発に意欲的で、熱帯雨林保護に後ろ向きなことが影響したとの見方も強い。