【ワシントン共同】世界銀行は8日発表した経済見通しで、2020年の世界全体の実質成長率を2・5%と予測し、19年6月時点から0・2ポイント下方修正した。米中貿易摩擦などが響き、先進国の貿易や製造業が想定以上に弱いと分析。ユーロ圏や中国の成長率を引き下げた。日本は0・7%で据え置いた。

 米中間の部分合意で和らいだ世界的な貿易摩擦が「再び激化する可能性がある」と指摘。先進国の急減速や新興国市場の混乱の恐れもあり、世界経済は「下振れリスクが支配的だ」と説明した。

 日本は昨年10月に消費税率を引き上げたが、政府の経済対策で悪影響を緩和できると見込んだ。