キリンビールは8日、年内に複数のクラフトビールが注げる専用サーバーの設置店を新たに約6千店増やし、拡大を目指す方針を発表した。提供商品の種類も増やす。国内ビール市場が縮小する中、ビール離れが進むとされる若年層の取り込みを意識し、2020年は人気が高まるクラフトビール事業に力を入れる。

 東京都内で記者会見した布施孝之社長は「多様なビールの魅力を伝え、市場を活性化させたい」と述べた。10月から段階的に始まる酒税法改正の影響にも触れ「クラフトビールは注目される。高価格帯のカテゴリーを育成したい」と話した。

 専用サーバーは現在、約1万3千の飲食店に展開している。