山口県の宇部中央消防署の松永拓也さん=当時(27)=が昨年1月に自殺した問題で、父親の哲也さん(62)は8日、外部調査委員会が昨年8月にまとめた報告書では真相究明が不十分として、新たな委員による再調査を求める要望書を消防組合管理者の久保田后子宇部市長に送付した。

 弁護士3人の外部調査委の報告書は、職場で不祥事が相次いでいたことへの抗議の自殺と指摘。上司らとの間で「トラブルやいざこざはあったが、いずれも一過性のものだった」とした。

 哲也さんは要望書で外部調査委の聞き取り対象が消防署員7人のみで、委員に自殺までの心理を検討する専門家がいなかったと批判した。