年間のひったくり被害が8年連続で全国最多だった大阪府で、警察による認知件数が2019年は東京都を下回り、9年ぶりに全国ワーストを脱したことが7日、捜査関係者への取材で分かった。ひったくりは長年「大阪名物」と言われてきただけに、捜査幹部は「汚名返上できた」と話している。

 捜査関係者によると、大阪府警が7日までにまとめた府内でのひったくり被害の暫定値は254件で、東京を数件下回った。大阪府では00年の1万973件をピークに減ってきたが、千葉県が最多だった10年を除いて少なくとも1976年以降、全国最悪が続いていた。